自分の仕事に線を引かず

大有の変革に貢献したい

佐々木 直仁

Sasaki Naoto

 

総務部 総務経理課 課長

2018年入社

Interview. 01

経理のキャリアを生かし
大有に適した会計手法を検討

経理は、専ら数字を見るのが仕事と思われるでしょうけれど、そうでもないんです。大切なのはむしろ、社内各部署の業務フローを知ることです。人とモノが動いてお金の流れが生まれますから、その大もとをよく理解していないと、全体のお金の流れがつかめません。 それに、会計の処理もれや誤処理が生じないようにするにも、経理1人では防げない。いろいろな手段を講じても限界があります。ですから、部内の「報連相」を含め、社内全体で会計処理にかかわる情報を共有するように心がけています。 経理の仕事は20年ほど経験していますが、大有に入社してまだ2年そこそこです。会計処理の仕方は会社によって違いがあります。決算書に数字を落とし込むという最終ゴールは同じでも、そこまでの経路が違うので、私が経験してきたやり方が、必ずしも大有に適するとは限りません。 今はこの会社のこれまでのやり方と、私のこれまでのやり方を照らし合わせ、どちらのどこを生かせばよりよくなるのか、皆さんの意見も聞きながら検討している状況です。

Interview. 02

「こうしたい」が実現しやすい
スピード感が大有の魅力

大有という会社の良いところは、現場の意見が上まで到達しやすいことですね。「こうしたい」という提案に対するジャッジも速い。以前いたのは従業員1000人規模の会社でしたが、そこが大きな違いです。会社が大きいと、意見を上げていくのに時間がかかり、サインもなかなか出ない。しまいには提案する意欲も薄れます。 大有は社員が皆、顔見知りになれる規模の会社。この規模感がいいですね。ちょっとした用件なら、廊下のすれ違いざまに話をして済んでしまう。 仕事がしやすいと思える点です。 入社してから、もともと手書きだった事務まわりの処理をデジタル化しました。私1人でできたことではないのですが、事務時間を効率化でき、使う紙の量も減らせました。小さな改善ですが、会社として一歩進んだという実感がありました。このスピード感は、私も大切にしていきたいですね。

Interview. 03

今がまさに大有変革のとき
それは自分を成長させる機会

小さい会社の総務は、何でも屋です。私の主務は経理ですが、勤退管理や施設管理などの仕事もします。人事や契約関係、法務の仕事もかかわってきます。これまで経理しかやってこなかったので、大有に来てから自分の守備範囲が広くなったと感じるものの、まだまだ学ばなければならないことはたくさんあります。 大有では今、事務系業務のシステム化を図ろうとしています。各部署の業務フローに関係しますし、皆さんに納得してもらわなければ先に進めない話なので、一気にとはいきません。しかし、これは重要な変革だと思います。 また、経理の立場でいえば、コストダウンをどう図るかも課題。これは企業が常に考えなければならないことです。大有は、オーダーメイド製品を主力として、製造から販売までを一貫して行っている会社ですから、コスト管理をより綿密にやっていけば、さらに利益を出せる余地はあると思います。 大有は会社運営の仕組みをはじめ、さまざまな面で変わろうとしています。私は、自分にそれほど高い能力があるとは思っていません。けれども、ここまでが自分の仕事と線を引くことはせず、その変革に貢献していきたい。それが会社のためであり、自分の成長につながると思っています。