お客様の真の望みは何か

それをくみ取る想像力が大事

外川 伸和

Togawa Nobukazu

 

技術部 設計一課

2006年入社

Interview. 01

丁寧に教えられた新人時代
先輩・上司の助言で積みあがる経験値

新卒で入社して13年目です。新人のころで印象に残っているのは、CADの扱い方を先輩に教わったことですね。学生のころ、大学にはまだパソコンがなくて、CADで設計した経験がなかったんです。
製品に組み込む他社製部品の寸法を測って、CADでトレースするのが最初の仕事で、いわばトレーニングですね。寸法の測り方や線の引き方など、1から親切丁寧に教えていただきまた。
当時の生産部の雰囲気はアットホームで、上司にものを聞くのも気兼ねなくできました。皆さん「わからないことがあったら何でも聞いてよ」という感じで、それは今も変わりませんね。おかげで、たくさんのこと経験してこられたんだと思っています。
勤務時間外に先輩、上司とお酒を飲みにいくようなときも、そこでの会話からいろいろと学ぶことが多かった。私も先輩たちがしてくれたように、後輩には親切丁寧に接したいと思っています。

Interview. 02

小さな工夫でも機器はぐっと使いやすくなる

そこが提案型の仕事のおもしろさ

設計はふだんお客様との接点はありません。技術的な説明が必要なときは客先に出向くこともありますけれど。ですから、営業とのコミュニケーションがとても大事です。
営業が聞いてきたお客様の要望を、ただ聞いて図面にすればいいというわけでもないんです。聞いた話から、お客様が本当に望んでいるのは何なのかをくみ取る想像力が大切だと思っています。ときには「そのワークならこっちの機器のほうがいいんじゃないか」と、こちらから提案することもあります。逆に営業から「こうしたいんだけど、設計してみてよ」と頼まれたりもします。
そういう提案型の仕事は、いろいろとアイデアを考えさせられるのでおもしろいですね。小さく部分的な工夫でも、機器がぐっと使いやすくなることもありますから。

コミュニケーションが大事なのは、生産部についても同じです。私は毎朝、できるだけ工場へ行って、皆さんにあいさつするようにしているんです。誰が何をつくっているかはリストでわかりますが、実際に出向くと自分が設計した機器の進捗具合がわかります。「ここまでできたか」と思うと、それも仕事の励みになります。

Interview. 03

ほかで「できない」と言われたお客様
頼られる大有を製品で表現する

ハイリフトや、ホイストクレーンで使うドラム吊り回転機を担当することが多いんですが、吊り回転機の設計がおもしろいですね。実際に使う場面で、吊った瞬間にグラグラしたら作業に支障が出ます。設計の段階から、バランスがとれるよう考えるんです。そこが楽しい。うまくできたときは「よし、いけてる!」という気分です。 大有は、他社がやっていない機器や機構を数多く手がけています。作業で困っていることを何とかしたいけど、ほかで「引き受けられない」と断られて大有に来たというお客様も少なくない。そういう注文は、たいていが急ぎの仕事で内容もめんどうなんですが、やりがいがあります。お客様に頼られてやる仕事ですから。前に担当した会社から依頼があったときも「また声をかけてくれたんだ」とうれしくなります。その信頼は会社に対するものだけれど、働く身にも充実感があります。 お客様から頼られる人材になりたいですね。設計は、お客様と接点がないので、信頼されるかどうかは製品でしか表現できません。良い製品をつくって会社への信頼が上がれば、それがとりもなおさず、私が頼りにされているということだと思いますから。