努力は裏切らない、成果は嘘をつかない

営業も大有製品のつくり手の1人

平岡 亨一

Hiraoka Akihito

 

関西支社 営業部

2014年入社

Interview. 01

お客様の悩みを解決するために
他社製品も勧める変な会社

営業の担当エリアは、関西全域です。ホームページの問い合わせや展示会での相談から、メーカー訪問することが多いですね。化学、食品、鉄鋼、物流、薬品と、お客様の業種はさまざまです。客先では、オーダーメイド製品に関する打ち合わせがほとんどです。
前職も営業ですが、大有に入社したばかりのころ、びっくりしたことがあります。持ち帰ったお客様からの相談を上司や先輩に話すと「その作業なら、あの会社のこの製品がいいよ」というんです。自社の製品を売るのが営業の仕事だと思っていたのに、他社製品をお客様に勧めようというのです。
最初は戸惑いました。変な会社だなとも思いましたけれど、それが大有の企業姿勢なんです。モノを売ることよりも、お客様の悩みを解決することが目的。そのために、他社製品の導入も含めて解決案を考え、提案する。先輩や上司と客先へ同行するうちに、それがわかり、その柔軟な対応力がこの会社の強みだなと思いました。
ですから、大有の営業は自社製品の知識だけではなく、他社製品の勉強もしなければなりません。そこがちょっと大変ですが、仕事におもしろさを感じるところです。

Interview. 02

臨機応変に提案を打ち出す
先輩たちに早く追いつきたい

努力は裏切らない、成果は嘘をつかない――そう自分に言い聞かせています。営業の成果には運もあるでしょうが、その運も努力なしにはついてこないと思うんです。成果が出れば努力してよかった、成果を出せなかったときは努力が足りなかったと、単純に割り切ります。うまくいかなかったことを思い悩んでも先には進めない。早く気持ちを切り替えて、自分なりに次の打ち手を考えることが大切だと思うからです。
その点、いつも思い知らされるのが、先輩たちのすごさです。お客様の要望に対して臨機応変に応え、さまざまな提案を打ち出していきます。まさに経験に裏打ちされた技量ですね。
私は、入社して6年目ですが、とても太刀打ちできない。まだまだ学ばなければならないことがたくさんあります。早くの先輩たちのレベルに追いつきたいと願いながら仕事をしています。

Interview. 03

営業・設計・製造が一丸となる感動
お客様の「めっちゃ楽になった」が勲章​

昨年、ある工場に納めたタンブルリフトは、これまでで一番大きな手応えのあった仕事でした。最初の打ち合わせから納入まで、2年近くもかかったんです。
それというのもお客様の要望が、当社が従来手がけたことのないワークで、お客様にも当社にも、懸念される部分の多いオーダーメイド製品だったからです。それに対して、営業、設計、製作が連携して、ひとつひとつ懸念材料を取り払っていったことで、納入にこぎつけることができました。
そこでは、お客様も私たちと一緒に頭を悩ませてくれるつくり手でした。そんなふうに、お客様も含めて皆が一体になってつくり出されるのが大有のオーダーメイド製品です。それを納入したときの感動は、言葉にならないほどです。
「ありがとう! めっちゃ楽になった。これがないともう仕事にならんのよ」と、お客様に言われたことがあります。うれしいですよ。自分の提案がお客様の現場で負担を解消したときは。2人でやっていた作業が1人で済むようになった、腰痛の問題が改善されたなど、機器の導入による効果が目に見える仕事。そこにやりがいを感じます。実際にモノをつくるわけではないけれど、私たち営業も大有製品のつくり手だと思っています。