「あいつは役に立つ」と

お客様に言われたい

稲垣 秀吉
Inagaki Hideyoshi

営業部 関東支店
2015年入社

Interview. 01

顔を合わせれば自然に会話が出てくる
そんなお客様との関係づくりが大切

営業の仕事に就いたのは、大有が初めてです。ガツガツ物を売り込むのが営業だというイメージを持っていたのですが、大有の場合はだいぶ違いますね。お得意様を訪ねるルートセールスがメインで、売り込みよりお客様との信頼を築くことが大切な仕事です。 東京23区と都下、山梨県、長野県南部、茨城県が担当区域で、1日に2~3社回ります。お客様と接するときは、距離感を大切にしています。発注を「これ手配して」と電話1本で済ます方もいれば、注文書を毎回出すきっちりした方もいます。訪ねて話すにも判で押したような接し方では、相手の懐に入り込めませんから。 オーダーメイドの大有は、お客様の困りごとを解決する会社ですから、話を聞き、現場を見て困りごとを引き出すのが私の役目です。顔を合わせただけで。自然に会話が出てくるような関係づくりができるように。それをいつも心掛けています。

Interview. 02

製品を納めれば終わりではない
大有の営業のおもしろみ

「製品がする作業の前後をよく見るように」。これは入社以来、社長や上司に言われてきたことです。例えば、ドラム缶を持ち上げて、材料を回転投入するハイリフトの引き合いが来たとすると、そのドラム缶が作業の前後で、そのドラム缶はどういう動線で運ばれ、どう扱われているかということです。 客先で駐車場から現場へ行く間にも、置かれている袋体の原料や容器に注意します。運搬で人力に頼る部分が多ければ、そこに当社の別の機器も使ってマテハンをつないでもらえる余地があるわけです。また、お客様側は、人力での作業が常態になっていると、作業の省力化を案外と意識していないケースもよくあるんです。 「あの材料の運搬、どうされているのですか?」「お困りではないですか?」といった話をして、当社の機器をお勧めするのですが、単に製品を受注して、納めてしまえば終わりというのではないところが、大有の仕事のおもしろみです。

Interview. 03

お客様と一緒に悩みながら
課題を解決することに感じるやりがい

作業の省力化・効率化を目標に、課題を解決するための提案をする。そういう大有の営業スタンスにやりがいを感じます。今、手がけている案件がまさにそれです。 ハイリフトを新しく導入したいという工場ですが、動線的に標準タイプでは使いにくい状況なので、別のリフターを提案しました。ドラム缶を載せれば、投入までを自動でやるタイプです。でも、ドラム缶をリフターに載せる作業をどう省力化するかという課題が残りますし、そのぶん価格がアップします。標準タイプのリフターでは、サイズダウンすれば動線的な問題は解決するのですが、オーダーメイドになるので、こちらもコストがかかります。 両方の案を検討してもらっているのですが、実はお客様はドラム缶をリフターに載せる作業も省力化したいと考えているんです。ドラム缶積載の省力化をどう図るか、一方で価格をどう抑えるか。それが私に課せられた宿題なのですが、お客様と一緒に悩みながらひとつひとつ課題を解決して完成した製品は、きっとお客様に喜ばれるはずです。悩みがいがあります。お客様から「あいつは役に立つ」と思われる人材でありたいですね。